引越し・退去とは
不動産売却に伴う引越し・退去とは、売却する物件に現在居住している場合に、引渡し日までに退去を完了させる手続きです。引渡し後に残置物があると買主とのトラブルの原因になるため、全ての荷物を搬出する必要があります。引越し日は引渡し日の前日までに完了させるか、引渡し日の午前中に引越しを行い午後に決済する段取りが一般的です。引越し費用は距離・荷物量・時期によって大きく異なりますが、繁忙期(3〜4月)は通常期の1.5〜2倍になることもあります。転出届・転入届等の行政手続きも併せて必要になります。
この手続きが必要な人
売却する物件に現在居住している人(マイホームの売却)
既に退去済みの空き家、投資用物件、土地のみの売却
引渡し日までに退去が完了していないと契約違反になる可能性あり
手続きの流れ
ステップ1: 引越し業者を手配する
複数の引越し業者から見積もりを取り、比較検討する。決済日(引渡し日)から逆算して引越し日を確定させる。繁忙期(3〜4月)は早めの予約が必要。不用品の処分は引越しの1〜2週間前までに済ませておく。
ステップ2: 荷物を搬出し退去する
引越し作業を行い、全ての荷物を搬出する。残置物がないか室内を確認する。エアコンの取外し、カーテンレールの撤去など、買主との取り決めに応じて対応する。
ステップ3: 行政手続きを行う
転出届(現住所の役所に引越し前14日〜当日)、転入届(新住所の役所に引越し後14日以内。住民基本台帳法第22条)の届出を行う。郵便局で転居届を提出して旧住所への郵便物を1年間転送する設定も忘れずに。
よくある質問
Q. 引渡し日までに新居が決まらない場合はどうすればよいですか?
仮住まい(賃貸物件やウィークリーマンション)を利用する方法が一般的です。売買契約時に引渡し猶予の特約を設ける方法もありますが、買主の同意が必要で、認められないケースもあります。住み替えのスケジュールは売却活動と並行して計画してください。
Q. エアコンや照明器具は残してもよいですか?
売買契約時に「設備表」で残す設備と撤去する設備を明確にします。買主が希望する場合はエアコン等を残すことも可能ですが、故障時の責任範囲も併せて取り決めてください。取り決めのない残置物はトラブルの原因になります。

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