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不動産の査定依頼とは

不動産売却

不動産の査定依頼とは

不動産の査定依頼とは、売却を検討している物件の市場価値を不動産会社に算出してもらうことです。査定には「机上査定(簡易査定)」と「訪問査定」の2種類があり、いずれも無料で依頼できます。査定額は「3ヶ月以内に売却できる見込みの価格」を基準に算出されます。売却活動の出発点となる手続きであり、適正な売出価格を設定するために複数社への依頼が推奨されています。購入時の売買契約書は将来の譲渡所得計算(取得費の確認)にも必要となるため、この段階で探しておくことが重要です。

この手続きが必要な人

必要
不動産(戸建て・マンション・土地)の売却を検討している全ての人
推奨
複数社に依頼して査定額を比較する(1社だけでは価格の妥当性を判断しにくい)

マイホームの住み替え、投資用物件の売却、相続した不動産の処分など

手続きの流れ

ステップ1: 必要書類を準備する

登記事項証明書(登記簿謄本)、固定資産税納税通知書、購入時の売買契約書、物件の間取り図・パンフレットを用意する。登記事項証明書は法務局の窓口(600円)またはオンライン(500円)で取得できる。

ステップ2: 不動産会社に査定を依頼する

3社以上の不動産会社に査定を依頼する。机上査定はデータに基づく簡易査定で1〜3日、訪問査定は担当者が現地を確認するため精度が高く1週間程度で結果が出る。一括査定サイトを利用すると複数社への依頼が一度にできる。

ステップ3: 査定結果を比較・検討する

各社の査定額とその根拠を比較する。査定額が高い会社が良い会社とは限らない。相場とかけ離れた高額査定は「売れ残り」のリスクがある。査定額の根拠(周辺取引事例・路線価・市場動向)を丁寧に説明してくれる会社を選ぶことが重要。

必要書類・届出先

届出先: 不動産会社(複数社に依頼推奨)
必要書類: 登記事項証明書、固定資産税納税通知書、購入時の売買契約書、物件の間取り図・パンフレット
受け取るもの: 査定書(不動産会社ごとに査定額が異なる)
費用: 無料(一般的に査定料は不要)
所要時間: 机上査定1〜3日、訪問査定1週間程度

よくある失敗・注意点

査定額だけで不動産会社を選ぶのは危険です。契約を取りたいがために相場より高い査定額を提示し、後から値下げを提案する手法もあります。複数社の査定額の平均値や、国土交通省の「不動産取引価格情報」で周辺の成約事例を確認して、相場観を持つことが重要です。また、購入時の売買契約書を紛失すると、譲渡所得の計算で概算取得費(収入金額の5%)しか使えず、税額が高くなる可能性があります。

よくある質問

Q. 査定額と実際の売却価格は同じですか?

査定額はあくまで「売却見込み価格」であり、実際の売却価格とは異なります。売出価格は査定額を参考に売主と不動産会社が相談して決めます。市場の需給や物件の状態によって、査定額より高く売れることも安くなることもあります。

Q. 査定だけ依頼して売却しなくても問題ありませんか?

問題ありません。査定は売却の参考にするためのもので、査定を依頼したからといって売却の義務は発生しません。「まず相場を知りたい」という段階で机上査定を依頼する方も多いです。

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