国民年金の加入届(帰国後)とは
国民年金の加入届とは、帰国して住民登録をした後に、国民年金の第1号被保険者として加入する届出です。帰国して住民登録をすると国民年金の強制加入の対象になります。転入届と同時に手続きできます。会社に就職して厚生年金に加入する場合は会社が手続きするため個人での届出は不要です。法的根拠は国民年金法第7条・第12条です。
この手続きが必要な人
帰国後に厚生年金に加入しない人(自営業・無職・求職中等)
帰国後すぐに会社に就職して厚生年金に加入する人
帰国後にフリーランスとして働く場合、転入届と同日に国民年金の加入届を提出する
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手続きの流れ
ステップ1: 転入届と同日に手続きする
転入届を提出した後、同じ役所内の年金担当窓口で加入届を提出する。
ステップ2: 年金手帳または基礎年金番号通知書を提示する
海外で任意加入していた場合は、強制加入への切替えとなる。
ステップ3: 保険料の支払い方法を確認する
口座振替・クレジットカード払い・納付書払いから選択できる。
「任意加入していたか」で切替えの意味が変わる
帰国して転入届を出すと、20〜59歳の方は国民年金の強制加入(第1号被保険者)に自動的に戻ります。海外在住中に任意加入して保険料を納め続けていた人は、任意加入から強制加入への切替えとなり、加入記録は途切れません。任意加入していなかった人は、海外期間が「合算対象期間(カラ期間)」として受給資格には数えられるものの、その分の年金額は増えていません——帰国後の追納はできないため、将来の年金額を意識するなら60歳以降の任意加入や付加年金などで補う選択肢を年金事務所で相談してください。就職して厚生年金に入る場合は会社が手続きするため、転入時の届出は不要です。保険料の納付が苦しい時期は、免除・納付猶予の申請も帰国直後から利用できます。
よくある質問
Q. 海外で任意加入していた場合はどうなりますか?
帰国して住民登録をすると、任意加入から強制加入(第1号被保険者)に切替わります。転入届の際に窓口で手続きしてください。
Q. 帰国直後で収入がない場合、保険料の免除は受けられますか?
所得が一定以下の場合、保険料の免除・猶予制度を利用できます。市区町村の年金窓口で相談してください。
Q. 海外にいた期間は年金の受給資格にカウントされますか?
日本国籍の方の海外在住期間は合算対象期間(カラ期間)として受給資格期間(10年)には算入されます。ただし保険料を納めていないため年金額には反映されません。任意加入していた期間は通常どおり納付済期間になります。
海外転出・帰国に関連するすべての手続きは「海外転出・帰国の手続き完全ガイド」で時系列順に解説しています。トラブルを避けるためのポイントは「海外転出・帰国トラブル対策」も参考にしてください。


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