認定調査への対応とは
認定調査とは、要介護認定の申請後に市区町村の認定調査員が自宅(入院中は病院)を訪問し、介護が必要な方の心身の状態を調査するものです。調査時間は約1時間で、基本調査(74項目)と特記事項の聞き取りが行われます。この調査結果と主治医意見書をもとにコンピュータ一次判定が行われ、さらに介護認定審査会の二次判定を経て要介護度が決定されます。調査当日は家族が同席し、普段の様子を補足説明することが非常に重要です。法的根拠は介護保険法第27条第2項です。
この手続きが必要な人
要介護認定を申請した方(新規・更新・区分変更のいずれも)
本人だけでなく家族の同席が重要。本人は調査員の前で実力以上に頑張ってしまう傾向がある
手続きの流れ
ステップ1: 調査日程の連絡を受ける
申請から1〜2週間後に市区町村から調査日程の連絡が届く。家族が同席できる日程に調整してもらうよう依頼する。
ステップ2: 事前に日常生活の様子を整理する
「できないこと」「困っていること」を具体的にメモしておく。食事・入浴・トイレ・着替え・移動・物忘れの頻度などを書き出しておくと、調査員に正確に伝えやすい。
ステップ3: 調査員の訪問に対応する
調査員が自宅を訪問し、本人への聞き取り・動作確認を行う(約1時間)。本人が「できます」と見栄を張ることがあるため、家族が普段の様子を補足説明することが重要。夜間の徘徊や排泄の失敗など、本人の前で言いにくいことは調査員に別途伝える。
よくある質問
Q. 認定調査では何を聞かれますか?
基本調査として74項目が確認されます。身体機能(寝返り・起き上がり・歩行等)、生活機能(食事・排泄・入浴等)、認知機能(短期記憶・日常の意思決定等)、精神・行動障害(徘徊・暴言等)、社会生活(買い物・金銭管理等)、医療関連行為(点滴・経管栄養等)の6群に分かれています。法的根拠は介護保険法第27条第2項です。
介護に関連するすべての手続きは「介護の手続き完全ガイド」で時系列順に解説しています。トラブルを避けるためのポイントは「介護トラブル対策」も参考にしてください。


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