国民健康保険の資格喪失届とは
国民健康保険の資格喪失届とは、別の市区町村へ引越す際に、旧住所の役所で国民健康保険の資格を喪失する手続きのことです。国民健康保険は市区町村単位で運営されているため、引越しで住所が変わると旧自治体での資格を失い、新住所の自治体で改めて加入届を出す必要があります。届出先は現住所の市区町村役場の保険年金課で、法的根拠は国民健康保険法第9条です。会社の社会保険に加入している方や、親の扶養に入っている方はこの手続きは不要です。
この手続きが必要な人
国民健康保険に加入している自営業者・フリーランス・無職の方
会社の健康保険(社会保険)に加入している会社員・公務員、またはその扶養に入っている方
東京都杉並区で国保に加入中のフリーランスが埼玉県さいたま市に引越す場合、杉並区役所で資格喪失届を提出
手続きの流れ
ステップ1: 必要書類を用意する
国民健康保険証と本人確認書類を準備する。家族で引越す場合は世帯全員分の保険証を持参する。
ステップ2: 役所の窓口で届出する
現住所の市区町村役場の保険年金課窓口で資格喪失届を提出し、保険証を返却する。転出届と同日に同じ役所で手続きできるため、一緒に済ませるのが効率的。
ステップ3: 保険料の精算を確認する
資格喪失届の受理後、保険料の精算が行われる。未納がある場合は清算が必要。過払い分は後日還付される。
よくある質問
Q. 社会保険に加入している場合も必要ですか?
会社の社会保険(健康保険組合・協会けんぽ)に加入している方はこの手続きは不要です。住所変更は勤務先を通じて届出されます。国民健康保険に加入している方(自営業・無職・学生など)のみ対象です。
Q. 保険証を返却した後、引越し当日まで病院にかかれますか?
資格喪失届を出しても、転出予定日までは保険の資格が残ります。ただし保険証は返却済みのため、病院では一時的に全額自己負担となり、後日自治体に請求して7割分の還付を受ける形になります。引越し直前に通院予定がある場合は、事前に自治体の窓口に相談してください。
引越しに関連するすべての手続きは「引越しの手続き完全ガイド」で時系列順に解説しています。トラブルを避けるためのポイントは「引越しトラブル対策」も参考にしてください。


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