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労災に健康保険を使ってしまったら|7割返還→労災請求の3ステップ・早ければ病院で直せる

健康保険から労災保険への切替とは

健康保険から労災保険への切替は、労災のけがに誤って健康保険証を使ってしまった場合のやり直し手続きです。労災に健康保険は使えないため、健康保険が負担した7割分をいったん返還し、改めて労災として請求し直します。手間はかかりますが、放置すると不正利用の状態が続いてしまいます。

この手続きの基本情報

届出先受診した医療機関、加入する健康保険の窓口(協会けんぽ・健保組合・市区町村)
費用一時的に健康保険の7割分を保険者に返還(後から労災保険で全額支給される)

ポイント

労災事故なのに誤って健康保険証を使って受診した場合、健康保険から労災保険への切替が必要です。手順は①健康保険の保険者に労災であった旨を連絡②保険者から医療費の7割分の返還を求められる③医療機関に返還し、改めて労災の請求書を提出。手続きが複雑なので、最初から「労災である」と申告して受診するのが重要です

切替の手順——3ステップ

手順は、①加入している健康保険の保険者(協会けんぽ・健保組合・国保)に「労災でした」と連絡する、②保険者から医療費の7割分(保険者負担分)の返還を求める納付書等が届くので返還する、③支払った全額(自己負担3割+返還した7割)について、労災の療養の費用の請求書を労基署に提出して支給を受ける、です。領収書と診療報酬明細は全部保管してください。返還額が大きくて一時負担が難しい場合は、保険者と労基署の双方に相談すると、対応方法(労災側の支給との調整など)を案内してもらえます。

受診直後なら病院で直せることもある

健康保険証を使ってしまっても、同じ月のうちなど早い段階であれば、病院の会計窓口で労災への切替えを受け付けてもらえることがあります(病院がレセプト請求を修正できる場合)。気づいたら、まず受診した病院に「労災だったので切り替えたい」と電話で確認するのが最短ルートです。病院側で対応できない時期に入っていたら、上の3ステップで保険者経由の返還手続きに進みます。いずれにしても、最初の受診で「労災です」と伝えることがこの手続きを丸ごと不要にする予防策です。

よくある質問

Q. 返還する7割分を用意できません。どうすればいいですか?

まず保険者と労基署の両方に事情を伝えて相談してください。労災の療養費支給と返還のタイミングの調整など、一時負担を抑える進め方を案内してもらえる場合があります。放置だけは避けてください。

Q. 労災かどうかまだ分からないのに切り替えていいのですか?

労災請求の結果、不支給となれば健康保険に戻すことになります。判断が微妙な場合は、切替の前に労基署へ相談し、労災請求の見込みを含めて進め方を確認してから動くと二度手間を防げます。

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