行政書士・代行サービスの利用とは
行政書士・代行サービスの利用は、改葬許可申請や証明書集めを専門家に任せる選択肢です。費用は4万〜7万円(遺骨の数・依頼範囲による)がめやす。お墓が遠方にある場合は、自分で通う交通費・時間と比べて依頼した方が安く済むことも多いです。
この手続きの基本情報
頼めること・頼めないこと
行政書士に依頼できるのは、改葬許可申請の代行、埋蔵証明書・受入証明書など書類の取得、申請書の作成といった「書類まわり」です。石材店の手配や供養先探しまで含めてワンストップで請け負う墓じまい代行業者もあります。一方で、離檀料をめぐる寺院との交渉の代理は、行政書士には依頼できません(弁護士以外が報酬を得て交渉を代理することは法律で禁じられています)。交渉ごとがこじれている場合は、書類は行政書士、交渉は弁護士と役割を分けて考えてください。
依頼した方が安く済むのはこんなケース
典型的なのは、お墓が遠方にあるケースです。埋蔵証明書の受け取りや申請で現地との往復が2回以上になるなら、交通費と休暇のコストが代行費用を上回ることは十分あります。平日に役所や寺院とやり取りする時間が取れない方、遺骨が多くて申請書類の通数が多い方も向いています。依頼時は「どこからどこまでやってくれるのか」(証明書の取得含むか、郵送対応か)と料金の内訳を見積もりで確認してください。なお、親族との合意形成と供養先の決定だけは代行できません。ここは本人がやる部分です。
依頼する場合でも、申請先の市区町村でどんな書類が必要かは自分でも一度確認しておくことをおすすめします。全体像を知っていれば、進捗の報告を受けたときに漏れに気づけます。
よくある質問
Q. 代行を頼んでも自分でやることは残りますか?
残ります。親族との話し合い、新しい供養先の決定・契約、閉眼供養への立ち会いなどは本人にしかできません。代行が引き受けるのは書類の取得・申請と、業者によっては石材店の手配までです。
Q. 業者はどうやって選べばいいですか?
墓じまい・改葬の実績件数、料金の内訳が明示されているか、追加料金の条件が明確かを比べてください。寺院との「交渉」まで代行をうたう業者には注意が必要です。交渉の代理は弁護士にしかできません。
Q. 行政書士と墓じまい代行業者、どちらに頼むべきですか?
書類の取得・申請だけなら行政書士が確実です。石材店の手配や供養先探しまで任せたいなら代行業者が便利ですが、料金の内訳と再委託の範囲を確認してください。どちらも離檀交渉の代理はできません。

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