てつづきナビ コラム

空き家の現状確認は登記と現地の両方から|名義・抵当権・劣化・近隣挨拶のチェックリスト

空き家の現状確認・資産棚卸しとは

空き家の現状確認・資産棚卸しは、実家などの空き家をどうするか決める前に、権利関係と建物の状態を正確に把握する最初の作業です。登記事項証明書の取得費用は1通600円(オンライン請求なら500円)。ここを飛ばして方針の話を始めると、あとで必ず手戻りが起きます。

この手続きの基本情報

届出先現地(空き家の所在地)
費用登記事項証明書の取得: 600円/通(窓口)・500円/通(オンライン)

ポイント

まず空き家の現状を把握します。法務局で登記事項証明書を取得し、名義人・抵当権の有無を確認してください。現地では建物の外観・屋根・外壁・基礎の劣化状況、雨漏り、庭木の繁茂、ゴミの投棄なども確認します。固定資産税の通知書で評価額も確認しておきましょう。近隣住民への挨拶も忘れずに

書類で確認すること——名義と抵当権

まず法務局で登記事項証明書を取り、①名義人が誰か(亡くなった親のままなら相続登記が先に必要です)、②抵当権などの担保が残っていないか、を確認します。名義が祖父母の代のままというケースも珍しくなく、その場合は相続人の確定から始まるため、方針決定より先に着手すべきことが分かります。あわせて毎年の固定資産税の課税明細書で評価額と税額を確認しておくと、維持コストと売却見込みの比較材料になります。

現地で確認すること——劣化と近隣

現地では、屋根・外壁・基礎のひび、雨漏りの跡、庭木の越境、ゴミの投棄、動物の侵入跡を見ます。写真を撮っておくと、後で業者に相談するときも家族と話すときも説明が一度で済みます。そしてもうひとつ大事なのが近隣への挨拶です。空き家の苦情は近隣から自治体へ入り、管理不全の指定につながります。連絡先を伝えておくだけで、異変を知らせてもらえる関係になり、これが実質的に最強の見守りになります。

よくある質問

Q. 遠方に住んでいて現地に行けません。どうすればいいですか?

登記事項証明書はオンラインや郵送で取得できます。現地の状況は、空き家管理サービスの単発点検や、近隣の親族・知人への依頼で写真を撮ってもらう方法があります。一度は自分の目で見るのが理想ですが、書類の確認から始められます。

Q. 登記事項証明書はどうやって取るのですか?

最寄りの法務局の窓口(全国どこの物件でも取得可)、郵送、オンライン(登記情報提供サービス・かんたん証明書請求)で取得できます。地番が分からない場合は、固定資産税の課税明細書に記載されています。

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