介護保険の資格喪失届・保険証返却とは
介護保険の資格喪失届とは、故人が加入していた介護保険の資格を喪失させ、介護保険被保険者証を返却する手続きです。65歳以上の方、または40〜64歳で要介護認定を受けていた方が対象です。届出期限は14日以内で、届出先は故人の住所地の市区町村役場(介護保険課)です。介護保険料は月割りで精算され、過払い分は相続人に還付されます。不足分がある場合は請求されます。法的根拠は介護保険法第12条です。
この手続きが必要な人
故人が65歳以上の場合、または40〜64歳で要介護認定を受けていた場合
保険料の過払い分は還付される。不足分がある場合は請求される
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手続きの流れ
ステップ1: 介護保険被保険者証を準備する
故人の介護保険被保険者証を探す。紛失した場合はその旨を窓口で伝える。
ステップ2: 市区町村役場に届出する
故人の住所地の市区町村役場の介護保険課で資格喪失届を提出し、被保険者証を返却する。届出人の本人確認書類を持参する。
ステップ3: 保険料の精算を確認する
後日、介護保険料の精算通知が届く。過払い分は還付、不足分は請求される。
保険料の精算と「還付金の受け取り」まで見届ける
介護保険の資格喪失により、保険料は亡くなった月の前月分(資格喪失日=死亡日の翌日が属する月の前月)までの月割りで再計算されます。年金天引き(特別徴収)や口座振替で先払いしていた分があれば過払いとなり、還付されます。ここで実務上の注意がひとつ——還付金の受け取りは相続人の手続きになるため、自治体から届く「過誤納金還付通知」に相続人代表の口座を記入して返送する流れが一般的です。故人の口座は凍結されて使えないので、受取口座は相続人名義を用意してください。逆に未納があれば相続人に納付義務が引き継がれます。要介護認定を受けていた方は、介護保険負担限度額認定証など関連証も一緒に返却しましょう。
よくある質問
Q. 介護保険料の精算はどのように行われますか?
介護保険料は月割りで精算されます。亡くなった月の分まで保険料がかかり、過払い分は相続人に還付、不足分は請求されます。年金から天引きされていた場合は、年金事務所での手続きと連動して精算されます。法的根拠は介護保険法第12条です。
Q. 介護保険料の還付金は相続財産になりますか?
なります。過誤納金の還付請求権は相続の対象で、受け取った還付金は相続財産として遺産分割や相続税の計算に含まれます。金額の通知書類は相続手続きのために保管してください。
死亡手続きに関連するすべての手続きは「死亡手続きの完全ガイド」で時系列順に解説しています。トラブルを避けるためのポイントは「死亡手続きトラブル対策」も参考にしてください。


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