車両の修理・買替えの手配とは
車両の修理・買替えの手配とは、交通事故で損傷した車両を修理工場やディーラーで修理する、または全損の場合に買替えを行う手続きです。修理費用は相手方保険会社に過失割合に応じて請求できます。修理前に必ず保険会社の了承を得てください。修理費用が車両の時価額を超える場合は「全損」扱いとなり、時価額までしか補償されません。修理期間中の代車費用も請求可能です。事故車両の写真は修理前に必ず撮影しておいてください。
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手続きの流れ
ステップ1: 保険会社に連絡し修理の了承を得る
修理前に自分の保険会社と相手方保険会社に連絡する。保険会社がアジャスター(損害調査員)を派遣して損害額を査定する場合がある。
ステップ2: 修理工場で見積もりを取る
修理工場またはディーラーで修理見積書を作成してもらう。複数の工場から見積もりを取って比較するのがおすすめ。全損(修理費が時価額を超える場合)かどうかの判断も重要。
ステップ3: 修理または買替えを進める
修理の場合はそのまま工場に依頼する。全損の場合は買替えを検討する。修理期間中の代車費用も相手方に請求可能。
修理に着手する前に——「合意より先に直さない」
事故車の修理でトラブルになる典型は、相手保険会社との金額合意前に修理を始めてしまうケースです。修理費の負担割合は過失割合で決まり、金額は保険会社のアジャスター(技術調査員)の立ち会いや協定(修理工場と保険会社の金額合意)を経て固まります。先に直してしまうと、後から「その修理範囲は事故と無関係」「金額が高すぎる」と争いになったとき、証拠も交渉材料も失われます。正しい順番は、①修理工場で見積もり、②保険会社に提示し協定を待つ、③合意後に着工——です。また、修理費が車の時価を超える場合は経済的全損として時価までしか賠償されないルールがあるため、古い車は「修理か買い替えか」の分岐も保険会社との協議事項になります。
よくある質問
Q. 全損と言われた場合はどうなりますか?
修理費用が車両の時価額を超える場合は「経済的全損」となり、保険会社は時価額までしか支払いません。時価額は同等の中古車の市場価格を基準に算定されます。時価額に納得できない場合は交渉の余地があります。
Q. 修理中の代車費用は誰が払いますか?
相手方に過失がある事故では、修理期間中の代車費用(相当な車種・期間の範囲)は損害として相手側に請求できるのが一般的です。自分の保険の代車特約を使う方法もあります。手配の前に、どちらで賄うかを保険会社に確認してください。
交通事故に関連するすべての手続きは「交通事故の手続き完全ガイド」で時系列順に解説しています。トラブルを避けるためのポイントは「交通事故トラブル対策」も参考にしてください。


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