墓石の解体・撤去とは
墓石の解体・撤去は、墓石を解体・搬出して区画を更地に戻す工事です。費用は1〜2平米で10万〜30万円(1平米あたり10万〜20万円)がめやすで、工事そのものは1〜2日で終わります。
この手続きの基本情報
費用の内訳と、高くなる条件
工事費は「墓石の解体」「搬出」「廃材の処分」「区画の整地」で構成されます。金額を押し上げるのは主に立地条件で、重機やトラックが近くまで入れない、参道が狭い・階段や斜面がある、といったお墓は手作業が増えるぶん高くなります。逆に平坦で車が横付けできる霊園なら相場の下限に収まりやすいです。だからこそ図面や電話だけの概算ではなく、現地を見たうえでの見積もりで金額を確定させてください。
工事の前に済ませること・終わったら確認すること
工事日までに、閉眼供養と遺骨の取り出しを済ませておきます(取り出しは工事当日の朝に行うことも多いです)。改葬許可証の取得も先に終えておいてください。工事が終わったら、区画が整地されて更地になっているかを確認します。遠方で立ち会えない場合は、工事前後の写真を送ってもらうよう最初に依頼しておくと安心です。整地の確認が済んだら、区画を管理者へ返還する手続き(原状回復・返還)に進みます。
お彼岸やお盆の時期は参拝者が多く、工事を制限する霊園もあります。工事日はこの時期を外して組むと調整がスムーズです。
区画が広いお墓や、外柵・灯籠・墓誌などの付属物が多いお墓は、その分の解体・処分費が加算されます。見積もりにどこまで含まれているかを項目で確認してください。
よくある質問
Q. 撤去した墓石はどうなりますか?
通常は石材店が引き取り、供養したうえで処分されます。竿石(家名が彫られた部分)だけ小さく加工して手元に残す、といった対応を受け付ける石材店もあるので、希望があれば見積もり時に伝えてください。
Q. 工事には立ち会わないといけませんか?
必須ではありません。遠方の場合は、工事前・工事後の写真報告で確認する方法が広く行われています。ただし遺骨の取り出しを工事当日に行う場合は、遺骨の受け取りのために本人か家族の立ち会いが必要です。
Q. 工事で隣のお墓に迷惑がかからないか心配です
養生や近隣区画への配慮は石材店が行います。気になる場合は、工事日を墓地の管理者へ事前に伝えておけば、管理者から周知してもらえることもあります。

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