清算結了登記とは
清算結了登記は、清算のすべてを終えた会社を登記簿から閉じる、廃業のゴールにあたる手続きです。登録免許税は2,000円。株主総会で決算報告の承認を受けてから申請し、この登記をもって会社の法人格は消滅します。
この手続きの基本情報
結了までの最終チェックリスト
清算結了登記の前提として、①官報公告の期間(2か月以上)が満了していること、②債務の弁済と残余財産の分配が完了していること、③清算人が決算報告書を作成し、株主総会で承認を受けていることが必要です。とくに①は動かせない期間なので、解散日から2か月強より早く結了することは制度上できません。申請には決算報告書と株主総会議事録を添付し、法務局での完了までは1〜2週間程度。ここまでの登記(解散・清算人選任)を司法書士に頼んでいるなら、結了まで一連で任せるのが確実です。
登記の後に残る「最後の後始末」
登記が完了しても、やることが少しだけ残ります。税務署・都道府県税事務所・市区町村への清算結了の届出(閉鎖事項全部証明書を添付)、法人名義の銀行口座の解約、そして帳簿書類の保管です。会社の帳簿や清算に関する重要書類は、会社消滅後も清算人に保存義務が課されているため、処分せず保管場所を決めて残してください。閉鎖後の登記簿は「閉鎖事項証明書」として取得でき、後年、会社が存在した証明が必要になったときはこれを使います。ここまで終えて、廃業の手続きは名実ともに完了です。
よくある質問
Q. 清算結了登記までどのくらいの期間がかかりますか?
解散から数えて最短でも2か月半〜3か月程度です(官報公告2か月+登記等の処理期間)。不動産の売却や債権回収に時間がかかる場合はさらに延びます。スケジュールの律速は官報公告と資産処分です。
Q. 清算結了後に債務や財産が見つかったらどうなりますか?
清算が事実上終わっていなかったことになり、清算が続いているものとして処理が必要になる場合があります。扱いは法的判断を伴うため、発覚した時点で弁護士・司法書士に相談してください。

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