不妊治療休暇制度の確認とは
不妊治療休暇制度の確認は、勤務先に治療と両立するための制度があるかを調べておくことです。不妊治療の通院は「明後日来てください」という急な指定が多く、両立の壁は時間の融通にあります。専用休暇がない会社でも、使える制度の組み合わせで乗り切れることは多いです。
この手続きの基本情報
就業規則で見るところ——専用休暇だけが答えではない
まず就業規則や社内ポータルで、不妊治療休暇・通院休暇の有無を確認します。国が両立支援を推進していることもあり、導入企業は増えています(子育てサポートの「くるみんプラス」認定企業は不妊治療との両立支援制度を整備しています)。専用休暇がなくても、半日単位・時間単位の年休、フレックスタイム、テレワーク、時差出勤を組み合わせれば、急な通院にはかなり対応できます。何がどの単位で使えるかを一覧にしておくと、周期が始まってから慌てません。
会社にどこまで伝えるか——伝え方の選択肢
治療内容を詳しく開示する義務はありません。上司には「定期的な通院が必要な治療をしている」程度の説明で時間の融通を相談し、制度の利用手続きは人事に限定して伝える、という分け方をする人が多いです。会社に理解を求める場面では、厚生労働省の「不妊治療連絡カード」(主治医が治療内容と必要な配慮を記入する様式)を使うと、病名を細かく説明せずに必要な配慮だけを公式に伝えられます。伝える範囲は自分でコントロールできる、と知っておくだけでも気持ちが楽になります。
よくある質問
Q. 不妊治療のための休暇は法律で保障されていますか?
法律上の付与義務はなく、会社ごとの任意の制度です。そのため就業規則の確認が出発点になります。制度がない場合も、年休の時間単位取得やフレックスなど既存制度の組み合わせを人事に相談してください。
Q. 治療のことを会社に知られたくありません
開示は義務ではありません。時間の融通だけなら「通院が必要」とだけ伝える方法があり、制度利用で理由が必要な場合も人事限りの取り扱いを依頼できます。不妊治療連絡カードを使えば、詳細を口頭で説明せずに必要な配慮を伝えられます。

コメント