閉眼供養(魂抜き)とは
閉眼供養(魂抜き)は、墓石から魂を抜く儀式で、撤去工事の前に行うのが慣例です。お布施は3万〜10万円がめやす。住職と石材店の両方と日程を合わせる必要があるため、遅くとも2週間前までには住職へ連絡してください。
この手続きの基本情報
日程の決め方——住職と石材店の二者調整
閉眼供養は「工事の前」であれば何日前でも構いませんが、実務では撤去工事の当日朝か数日前に設定することが多いです。順番としては、まず石材店から工事候補日をもらい、その候補で住職の都合を聞くのがスムーズです。立ち会いたい親族がいれば、この段階で声をかけておきます。当日は読経のあと焼香をして、そのまま石材店に引き継ぐ流れが一般的で、儀式自体は30分〜1時間ほどです。
宗派で呼び方も作法も違う——省略できるかも含めて確認を
閉眼供養という呼び方は主に仏教のもので、浄土真宗では「魂を抜く」という考え方をしないため、代わりに遷仏法要を行います。神道やキリスト教では別の儀礼になるか、行わないこともあります。法律上の義務ではないので無宗教の方は省略も可能ですが、石材店によっては供養を済ませていないお墓の工事を受けない方針のところもあります。省略したい場合は、見積もりの段階で石材店にその旨を伝えて確認しておいてください。
地域や寺院によっては、お布施とは別に御車代・御膳料を包む慣習があります。金額に迷ったら、日程調整の連絡のときに住職へ率直に確認しておくと当日慌てません。
よくある質問
Q. お布施はいくら包めばいいですか?
3万〜10万円がめやすで、お寺との関係の深さや地域の慣習によって幅があります。迷ったら住職に「皆さんどのくらい包まれていますか」と直接尋ねても失礼にはあたりません。
Q. 閉眼供養をしないと墓じまいできませんか?
法律上の要件ではないため、しなくても改葬許可や撤去工事は可能です。ただし慣例として行うのが一般的で、石材店が供養前の工事を断る場合や、親族が気にする場合があります。省略するなら石材店と親族の双方に先に伝えておきましょう。
Q. 閉眼供養の服装に決まりはありますか?
喪服の決まりはなく、地味な色合いの平服で参列するのが一般的です。屋外での儀式なので、季節に応じた動きやすい服装で問題ありません。

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