マイナンバーカードの住所変更とは
マイナンバーカードの住所変更は、転入届と同時に行うカードの記載変更手続きです。費用は無料。見落とされがちな重要ルールが2つあります——住所変更で署名用電子証明書は自動失効すること、そして転入届から90日以内に手続きしないとカード自体が失効することです。
この手続きの基本情報
手続きの中身——券面の書き換え+電子証明書の再発行
窓口では、カードの券面(追記欄)に新住所が記載され、あわせて署名用電子証明書(e-Taxや各種オンライン申請で使う、住所氏名入りの証明書)が再発行されます。署名用電子証明書は住所が変わると自動的に失効する仕組みのため、再発行を省くと、確定申告や給付金のオンライン申請、銀行・証券のオンライン本人確認が使えなくなります。手続きには本人の暗証番号入力が必要なので、設定した暗証番号(署名用は英数字6〜16桁)を思い出してから窓口へ。忘れた場合は同じ窓口で再設定できます。
90日ルール——放置するとカードごと失効する
特例転入(マイナンバーカードを使った転出・転入)では、転入届のあと90日以内にカードの継続利用手続きをしないと、カードが失効します。失効すると再申請(写真撮影からやり直し・交付まで1か月前後)になり、マイナ保険証も使えなくなるため実害が大きいです。転入届と同日に済ませてしまえば、この心配は一切ありません。学生の場合、マイナ保険証としての利用(下宿先での受診)、奨学金や給付金のオンライン申請、コンビニでの住民票取得と、カードの出番は多いので、「転入届とセットで即日」を徹底してください。
なお、利用者証明用電子証明書(マイナ保険証やコンビニ交付で使う4桁の暗証番号のほう)は住所変更では失効しません。失効・再発行が関わるのは署名用(6〜16桁)だけ、と覚えておくと混乱しません。
よくある質問
Q. 暗証番号を完全に忘れてしまいました
市区町村の窓口で本人確認のうえ再設定できます。転入手続きと同じ日にまとめて処理できるので、忘れていても手続きを先延ばしにする理由にはなりません。
Q. 電子証明書の再発行にお金はかかりますか?
住所変更に伴う署名用電子証明書の再発行は無料です。カード自体の再発行(紛失等)は手数料がかかる場合があります。

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