不妊治療連絡カードの取得・提出とは
不妊治療連絡カードの取得・提出は、主治医に治療内容と必要な配慮を記入してもらい、勤務先に公式に伝えるための書類です。厚生労働省が様式を公開しており、「口頭で細かく説明したくないが、配慮は必要」という状況のギャップを埋めてくれます。費用は様式自体は無料(文書料はクリニックによる)です。
この手続きの基本情報
使い方の流れ——ダウンロードから提出まで
様式は厚生労働省のサイトからダウンロードできます。これを主治医に渡して、治療の予定や「急な通院が必要になる」「一定期間の配慮が望ましい」といった事項を記入してもらい、勤務先の人事担当者に提出します。診断書ほど重々しくなく、治療の詳細な病名を書かずに必要な配慮だけを伝えられるのが特徴です。会社側はこのカードを不妊治療休暇や勤務調整の判断材料として使います。記入を頼む際は、会社に伝えてよい範囲を主治医とすり合わせてから書いてもらうと安心です。
プライバシーの扱い——人事限りにできる
提出先は上司ではなく人事部門にし、取り扱いを人事限りにしてもらうよう依頼できます。会社には従業員の健康情報を適切に管理する義務があり、不妊治療の情報はその中でも特に配慮が必要な情報です。「カードを出すと社内に広まるのでは」という不安で制度を使わないのはもったいないので、提出時に共有範囲を明確にしてもらってください。なお、カードの提出は義務ではありません。口頭の相談だけで済むならそれでもよく、制度利用の手続きに書面が必要になったときの道具と考えれば十分です。
よくある質問
Q. 不妊治療連絡カードの文書料はかかりますか?
様式は無料で入手できますが、医師に記入してもらう際の文書料はクリニックによって扱いが異なります(無料〜数千円程度)。記入を依頼するときに受付で確認してください。
Q. カードを出したのに配慮してもらえない場合は?
まず人事にカードの内容に沿った調整を改めて相談してください。両立支援の相談は、社外では都道府県労働局の雇用環境・均等部(室)でも受け付けています。不利益な取り扱いを受けた場合も同じ窓口に相談できます。

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