携帯電話の解約・一時停止とは
携帯電話の解約・一時停止とは、海外転出にあたり、日本の携帯電話契約を解約するか、電話番号保管サービスで一時停止にする手続きです。選択肢は解約・番号保管サービス・海外ローミング対応プランへの変更の3つです。番号保管は月額400円台で(例: ドコモ「電話番号保管」は月額440円・最長6年)、帰国後に同じ番号を再開できます。ただし保管中はSMSも受信できなくなるため、銀行やSNSの二段階認証を日本の番号に頼ったまま出国すると、現地でログインできなくなります。どれを選ぶにしても、認証手段の整理が先です。
この手続きが必要な人
日本の携帯電話契約がある人
日本の携帯電話を持っていない人
3年間の海外赴任のため、月額数百円の番号保管サービスで日本の電話番号を維持する
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手続きの流れ
ステップ1: 二段階認証の設定を確認する
銀行・証券・各種Webサービスの二段階認証にSMSを使っている場合、認証アプリ(Google Authenticator等)に変更するか、番号を維持する。
ステップ2: 解約か番号保管かを選ぶ
番号を維持したい場合は番号保管サービス(月額数百円)を利用する。帰国予定がなければ解約でもよい。
ステップ3: 各携帯電話会社で手続きする
ショップまたはWebサイトで手続きする。解約は原則無料。
保管中はSMSが受信できない——二段階認証は出国前に移す
番号保管を選んだ人が現地で最初につまずくのが、この点です。番号は維持されていても回線は止まっているので、認証コードのSMSは届きません(ドコモも、保管中はdアカウントのセキュリティコードを受信できないと案内しています)。出国前に、SMS認証を使っているサービスを洗い出して、次のいずれかに移しておきます。
①認証アプリ(Google Authenticator等)への切り替え——銀行・証券・主要SNSの多くが対応しており、これが最も確実です。②バックアップコードの発行・保管——アプリを使えないサービスでも、緊急用コードを印刷して持っていけばログインできます。③メール認証への変更——SMSしか選べないサービスは、出国前に必要な設定変更を済ませておくか、家族に番号を引き継ぐ方法を検討します。
費用と手間で選ぶなら
帰国の予定がなく番号への思い入れもなければ、解約が一番安く済みます(現在は解約金は原則かかりません)。2〜3年で帰国する予定で同じ番号を使いたいなら番号保管が現実的で、月額440円なら3年でも約1万6千円です。ただし申込手数料(ドコモはオンラインで1,100円、店頭などでは4,950円)と、保管期間の上限(ドコモは最長6年)があることは頭に入れておいてください。現地で日本の番号をそのまま使い続けたい場合はローミングになりますが、料金体系はキャリアと国で大きく違うため、渡航先の料金を必ず出国前に確認しましょう。
よくある質問
Q. 番号保管サービスとは何ですか?
電話番号を維持したまま契約を一時停止するサービスです。月額数百円(キャリアにより異なる)で、帰国後に再開するだけで同じ番号を使い続けられます。
Q. 海外で日本の番号を使い続ける方法はありますか?
海外ローミング対応プランに変更する方法があります。ただし通話料やデータ通信料が高額になることがあるため、現地SIMとの使い分けを検討してください。
Q. 番号保管の期間に上限はありますか?
あります。たとえばドコモの電話番号保管は最長6年で、期間を過ぎると解約扱いになり番号は戻りません。上限や料金はキャリアごとに違うため、契約中の会社の公式サイトで最新の条件を確認してください。
海外転出・帰国に関連するすべての手続きは「海外転出・帰国の手続き完全ガイド」で時系列順に解説しています。トラブルを避けるためのポイントは「海外転出・帰国トラブル対策」も参考にしてください。


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