パスポートの氏名変更とは
パスポートの氏名変更とは、結婚による改姓に伴い、旅券の氏名を新姓に更新する手続きのことです。届出先は都道府県のパスポートセンターで、方法は「残存有効期間同一旅券」(旧・記載事項変更旅券。有効期間は今のパスポートの残り期間を引き継ぐ)と「切替新規申請」(新しく10年用を取得する)の2種類があります。2026年7月1日申請分からの手数料は、残存有効期間同一旅券が窓口5,800円・オンライン5,400円、10年用が窓口9,300円・オンライン8,900円です。新婚旅行で海外に行く予定がある場合は特に注意が必要で、航空券の名前とパスポートの名前が一致しないと搭乗できません。戸籍謄本の取得に1〜2週間、パスポートの発行に1週間程度かかるため、渡航予定がある場合は早めに手続きを開始してください。法的根拠は旅券法第10条です。
この手続きが必要な人
氏を変更する側(多くは妻)でパスポートを持っている人
パスポートを持っていない人、氏を変更しない側の人
新婚旅行を旧姓パスポートで渡航する場合は、航空券も旧姓で予約し、帰国後に変更する方法もある
あなたの場合は?
選択すると、てつづきナビであなた専用の手続きプランを作成します(別タブで開きます)。
この手続きを含めたあなた専用の手続き順番リストを無料で作成できます。質問に答えるだけで、結婚に必要な手続きだけが正しい順番で並びます。
新姓の戸籍謄本の取得からパスポートセンターでの申請・受領まで
ステップ1: 新姓の戸籍謄本を取得する
パスポートの氏名変更には新姓が記載された戸籍謄本が必要。婚姻届提出後、新戸籍が作成されるまで1〜2週間かかる場合がある。本籍地の市区町村役場のほか、本籍地以外の市区町村の窓口でも取得できる(広域交付。顔写真付きの本人確認書類が必要)。マイナンバーカードがあればコンビニで取得できる場合もある。手数料は1通450円。
ステップ2: パスポートセンターで申請する
都道府県のパスポートセンターに一般旅券発給申請書・戸籍謄本・写真(6か月以内撮影)・現在のパスポートを持参して申請する。「残存有効期間同一旅券」か「切替新規申請」かを選択する。オンライン申請も可能で、手数料は窓口より400円安い。
ステップ3: 新しいパスポートを受け取る
申請から約1週間後に受け取れる。受け取りは本人のみで代理不可。旧パスポートは返却され、無効処理される。新パスポートの内容を必ず確認すること。
必要書類・届出先
届出先: 都道府県のパスポートセンター
必要書類: 一般旅券発給申請書、戸籍謄本(新氏名のもの)、写真(6か月以内撮影)、現在のパスポート
受け取るもの: 新氏名のパスポート
費用: 残存有効期間同一旅券 窓口5,800円・オンライン5,400円 / 切替新規10年用 窓口9,300円・オンライン8,900円(2026年7月1日申請分から。18歳以上の5年用は廃止)
所要期間: 申請から約1週間
法的根拠: 旅券法 第10条
よくある失敗・注意点
最も多いトラブルは、新婚旅行の直前にパスポート変更が間に合わないケースです。戸籍謄本の取得に1〜2週間、パスポートの発行に約1週間かかるため、婚姻届提出後すぐに動いても最短で2〜3週間かかります。新婚旅行が近い場合は、旧姓のパスポートのまま渡航し(航空券も旧姓で予約)、帰国後に変更する方が安全です。「残存有効期間同一旅券」は有効期間が残りの期間を引き継ぐため、残り期間が短い場合は「切替新規申請」の方が得です。
よくある質問
Q. 残存有効期間同一旅券と切替新規申請、どちらを選ぶべきですか?
残存有効期間同一旅券は手数料が窓口5,800円と安いですが、有効期間は元のパスポートの残り期間を引き継ぎます。10年用の切替新規申請は窓口9,300円です(2026年7月1日申請分から)。残り期間が短い場合は、切替新規申請で10年用を取得した方が長期的にはお得です。
根拠: 旅券法 第10条
Q. 旧姓のパスポートで海外旅行はできますか?
旧姓のパスポートでの渡航は可能ですが、航空券の名前とパスポートの名前が一致している必要があります。航空券を旧姓で予約していれば旧姓パスポートで搭乗できます。ただし、新姓で航空券を取ってしまった場合は変更後のパスポートが必要になるため注意してください。


コメント